ハードディスクの空き容量

現在、ご自身のハードディスクに空き容量はどれくらいあるでしょうか?
まだ半分にも満たない。という方もいらっしゃれば、
もう空きがなくて困っている。という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ハードディスクの空き容量は、データの保存だけでなく、
システムやアプリケーションの安定した動作といった意味でも重要になります。
時にはどれくらいの容量を使用しているのか、確認することを心がけましょう。
OS X を利用の方で、空き容量が10GBを切っている方は赤信号です。
できるだけ早めにバックアップを取り、空き容量を確保して下さい。
ただ、空き容量を確保するための操作として誤解しているケースも多く見られます。

ケース1:
不要になった書類をゴミ箱へ移動し、空き容量が確保できたと思っているケース。
この場合、ゴミ箱を空にしなければ保管場所が変わっただけで、容量に変化はありません。

 
ケース2:
「ミュージック」や「ピクチャ」フォルダを外付けHDDへ移動(コピー)した。
バックアップ作業としては申し分ありませんが、これも容量に変化はありません。
各フォルダから、あるいは iTunes または iPhoto上からデータを削除する必要があります。

 
 
ケース3:
iPhone や iPod などに同じ曲があるからと、パソコン本体に保存されたデータを消去した。
空き容量の確保という点では正しい操作ですが、
基本的に iPhone や iPod から曲を戻すことはできないため、オススメはできません。

※ iPhone や iPod用バックアップソフトでデータを取り出す方法はありますが、
アップルはサポートしていません。

このような間違った理解が、大事なデータの紛失につながります。
そうならないためにも、日頃からのデータ管理やバックアップは重要となりますので、
ハードディスクの交換やバックアップ用のハードディスクをご検討の方は、
マックラックへお気軽にご相談下さい。
フォーマットの変更や使い方のレクチャーも併せてサポートいたします。