圧縮ファイルの文字化けを防ぐ

Mac OS Xで圧縮ファイルを作成するには、
圧縮したいファイル/フォルダを右クリックし、
「○○○のアーカイブを作成」もしくは「○○○を圧縮」を選びます。
すると圧縮されたzip形式のファイルが作成されます。

ところが、このzip形式のファイルをWindowsユーザに送ると、
解凍時に不要なファイルが混入してしまいます。
さらに、ファイル/フォルダ名に漢字やかなを使っていると、
ファイル名が「文字化け」してしまいます。

日本語のファイル名が文字化けし、_MACOSXという不要フォルダやファイルが混入しています。

 
この「文字化け」は全角文字(漢字やかな)を処理する方法の違いで発生します。
Mac OS X標準の圧縮機能では、文字コードをUTF-8方式で扱いますが、
Windowsでは通常、解凍する時にファイル名をShiftJISとして扱います。
この違いが「文字化け」の原因です。
 
 
この問題を回避する為には、Mac OS X標準の圧縮機能ではなく、
別のユーティリティで圧縮してファイルを送る必要があります。

MacWinZipper」(フリーウェア)

このユーティリティを使うと、文字化けの問題や不要なファイルの混入がない
圧縮されたzip形式のファイルを作成できます。
このユーティリティには Tiger版(v10.4.8〜)と通常版(v10.5〜)が用意されています。

使用方法は圧縮したいファイル/フォルダをドロップするだけです。

文字化けや不要なファイルの混入はありません。

Windowsユーザにデータを送ることがある人には
おすすめのユーティリティです。