家庭内ネットワークの速度について、
あまり意識したことがない方は多いかもしれませんが、
これまでは、ネットワーク機器のことを考えても、
10/100Mbpsで構築するのが一般的でした。
しかし、Mac自体は古くからその10倍の速度にあたる
「ギガビット(1000Mbps)」をサポートしていますが、
その速度を実現できるハブやルータといった機器が非常に高価だったため、
その速度を発揮できなかったというのが本音だと思います。
ところが最近は、こういったネットワーク機器も値下がりし、
比較的簡単に導入できるようになってきていますので、
新しいパソコンのご購入をお考えの方やネットワークの再構築をご検討の方は、
このギガビット環境も併せてご検討下さい。
ギガビットネットワークを構築するには
[1] Macを確認する
お使いのMacがインテルであれば、すべてがギガビットに対応しています。
また、PowerMac G5や、ADC端子が付いているPowerMac G4、
PowerBook G4 17インチ、PowerBook G4 15インチ(550MHz以上)も、
ギガビットに対応しています。
[2] ギガビット対応ケーブルを用意する
○エンハンストカテゴリー5(CAT5e:転送帯域100MHz)
従来の100BASE-TX用ケーブルですが、
このケーブルのままでもギガビットネットワークに対応できます。
ケーブルのコストを抑えたい場合には、このまま試してみても良いでしょう。
○カテゴリー6(CAT6:転送帯域250MHz)
エンハンスド・カテゴリー5よりも、伝送帯域が2.5倍になっていて、
広く安定した通信環境を構築できます。
これから構築するのなら、このケーブルがお奨めです。
おすすめ商品
ELECOM カテゴリー6 LANケーブル(2m) 420円(税込)
ELECOM カテゴリー6 LANケーブル(5m) 840円(税込)
[3] ギガビット対応ハブを用意する
ケーブルだけが対応していても、ギガビットの性能は発揮できません。
ギガビットに対応したハブへ置き換えましょう。
おすすめ商品
グリーンハウス 5ポートスイッチングハブ 3,150円(税込)
グリーンハウス 8ポートスイッチングハブ 4,200円(税込)
日本メーカー製の電解コンデンサーを採用した
メタル筐体のスイッチングハブです。
家庭内や事務所内でファイル共有を利用している場合には、
このギガビットネットワークをぜひ試してみてください。
その速さを体感しないのはもったいないですよ。
マックラックでは、ネットワーク構築のご相談も承っております。
興味はあるが、どうしたらよいか分からないという方は、ぜひ一度ご相談ください。