「今までは何事もなかったのに、最近妙に起動時間が遅い」
「ハードディスクのアイコンをクリックしても、ウインドウが開くのに時間がかかる」
このような症状に身に覚えのある方は、次に挙げる事を確認してみて下さい。
「アプリケーション」>「ユーティリティ」>「ディスクユーティリティ」を起動。
サイドバーに表示された「ハードディスク」の表示が「赤い文字」になっている、
または、そのアイコンを選択した時に下記のような「赤い文字」が確認される場合には、
早めに大事なデータのバックアップを取り、ハードディスクの交換を行って下さい。
この表示は「S.M.A.R.T.エラー」を表しています。
「S.M.A.R.T.」とは?
(スマート:Self-Monitoring, Analysis and Reporting Technology System)の略で、
多くのハードディスクが持っている自己診断機能です。
S.M.A.R.T.から得られる情報を監視することによって、
ハードディスクの動作不良やデータの障害をいち早く知ることができます。
とはいっても、HDDにトラブルが発生しているのに、
「S.M.A.R.T. 」エラーとして検出されないことも稀にありますので、
表示だけをあてにせず、まめなバックアップを心がけましょう。
ハードディスクから異音が聞こえたり、上記のようなエラーが確認されたら、
できるだけ早めにマックラックへご相談下さい。
バックアップがうまくいかない場合も無理をせず、
早めにお持込み頂くことで、データを救出できる可能性はグッと高くなります。