iTunesのバックアップ中…

iPhone や iPod touch を Mac本体に接続し、iTunes を起動すると、
「”○○○”をバックアップ中…」と表示されますが、
この時、いったい何をバックアップしているのでしょうか?

本日は、iTunes が行っているバックアップについてご説明したいと思います。

 
このバックアップは、以下の操作を行うたびに実行されます。
1. iTunes と同期する
2. iTunes でアップデートする
3. iTunes で復元する
バックアップされるものは、以下の項目です。
▪ アドレスブックとよく使う項目
▪ App Store で購入したアプリケーションのデータ
▪ アプリケーション設定、環境設定、およびデータ
▪ Web ページのオートフィル
▪ CalDAV および照会するカレンダーアカウント
▪ カレンダーのアカウント
▪ カレンダーイベント
▪ 通話履歴
▪ カメラロール
▪ アプリケーション内で購入したもの
▪ キーチェーン
▪ 外部の同期元のリスト (Mobile Me、Exchange ActiveSync)
▪ 位置情報の使用を許可したアプリケーション、 Web サイトの位置情報サービスの環境設定
▪ メールアカウント
▪ Map ブックマーク、最近の検索、および Map に表示されている現在位置
▪ Microsoft Exchange のアカウント設定
▪ ネットワーク設定
▪ Nike+iPod の保存済みのワークアウトと設定
▪ メモ
▪ オフラインの Web アプリケーションのキャッシュ/データベース
▪ 登録されている Bluetooth デバイス
▪ Safari ブックマーク、Cookie、履歴、オフラインデータ、および現在開いているページ
▪ 保存されている変換候補
▪ SMS メッセージおよび MMS (写真およびビデオ) メッセージ
▪ 証明できない証明書を持つ信頼されたホスト
▪ ボイスメモ
▪ ボイスメールトークン
▪ 壁紙
▪ Web クリップ
▪ YouTube のブックマークと履歴
となります。
このバックアップにより、本体のデータが消失した時や本体を買い替えた時に、
各種設定情報や撮影した写真、アプリケーションの設定などを復元することができます。
しかし、ダウンロードしたアプリケーション、オーディオ、
ビデオおよび写真のコンテンツは、バックアップの対象に含まれませんのでご注意下さい。