Mac本体には、正式な「製品型番」が記載されていません。
その為、お問合せを頂いた際にお使いの機種を伺っても、
製品のシリーズ名しか分からないという場合がございます。
そこで、お使いの機種を判別する方法についてシリーズ別にご紹介いたします。
今回は、2003〜2006年に販売された
「PowerBook G4 Alminium（以下 Al ）」についてご紹介します。
（2001〜2003年に販売された「PowerBook G4 Titanium」についてはコチラ）
（ノート型のMacは、液晶下枠に機種名が表示されています。）
PowerBook G4 Al は、キーボードが本体と同じ銀色に統一されています。
15インチ／17インチのデザインは「MacBook Pro」へと引き継がれていますが、
大きな違いは、液晶上部に「iSight」（Webカメラ）がないことです。
PowerBook G4 12″
（12インチ-アルミニウム）
PowerPC G4 – 867MHz〜1.5GHz
USBなどのポートが本体左側面に、
光学ドライブが本体右側面にあります。
また、PCカードスロットがありません。
867MHzモデルは、USB1.1＆Mini-VGA端子、
それ以降のモデルは、USB2.0＆Mini-DVI端子が
装備されています。
PowerBook G4 15″ Alminium
（15インチ-アルミニウム）
PowerPC G4 – 1.0GHz〜1.67GHz
PowerBook G4 Ti の販売が継続されたため、
12インチ／17インチの登場から、
約9ヶ月遅れてモデルチェンジしました。
USBなどのポートが本体両側面にあり、
FireWire800ポートを備えています。
バックライトキーボードや、
高解像度の液晶を備えたモデルもあります。
PowerBook G4 17″
（17インチ-アルミニウム）
PowerPC G4 – 1.0GHz〜1.67GHz
USBなどのポートが本体両側面にあり、
FireWire800ポートを備えています。
また、ラッチ部のフックが２つあり、
バックライトキーボードや、
高解像度の液晶を備えたモデルもあります。
なお、初代モデル（1.0GHz）のみ、
USB1.1仕様となっています。
PowerBook G4 Al は、OS 9の単独起動ができません。
但し、Mac OS X 上で仮想 OS 9環境（Classic環境）が動作しますので、
多くの OS 9アプリケーションを利用することができます。
PowerBook G4 は、いずれのモデルも駆動バッテリーを外した内側に、
コンピュータのスペックやシリアル番号などが記載されています。
ここを見ることで、機種を特定することもできます。
Apple：Power Book G4: 機種を区別する方法